家庭用太陽光発電事業

自然エネルギーである太陽光を利用した太陽光発電システムは、化石燃料を使わず、発電過程において有害な排気ガスや二酸化炭素を排出しない、クリーンな発電設備として昨今注目を集めています。ソーラーパネルを通して電気を作り出すその仕組みは、ソーラー式電卓などでおなじみのとおりですが、家庭用の太陽光発電システムでは、電気を作り出してから家庭で使うまでの工程と各種設備が必要となります。

発電から利用までの流れと主要設備

(1)発電:太陽光電池モジュール(ソーラーパネル)
屋根の上に設置した「太陽光電池モジュール(ソーラーパネル)」が太陽光を受ける事で直流の電気が発生します。
※太陽電池と呼ばれていますが、電気を貯めるものではありません

(2)電力変換:パワーコンディショナ(インバーター)
発生した直流の電気を、「パワーコンディショナ(インバーター)」を通し、家庭で使える50Hzまたは60Hzの安定した交流の電気に変換します。

(3)電気分配:分電盤
「分電盤」を通して、各電気機器に送ります。
またここから余剰分は送電線へと流れることで売電が可能となります。

昼間発電した余剰電力・日照外の電力の扱い

(4)売買電:電力量計(電力メーター)
電力会社と受給契約を結ぶために、余剰電力売電用の「電力量計」と買電用の「電力量計」の計2個の設置が必要となります。これらの流れを作る事で、昼間発電した家庭で使わない余剰電気は売って、発電時間外の電気を買うといった、電気をうまく循環させる無駄のないクリーンでエコなシステムが組み上がります。

余剰電力を自宅で使う

(5)蓄電:定置用蓄電池システム(別売)
定置用蓄電池システムを設置する事により、昼間の余剰電気を蓄電池に蓄電しておき、発電時間外に利用する事もできます。

家庭用太陽光発電導入による3大メリット

太陽光発電を導入することで、光熱費を大きく抑えることができます

太陽光発電システムを導入することで、家庭内で使用する光熱費を大きく抑えられるメリットがあります。昼間は太陽光発電システムで発電した電気エネルギーを使い、余った電力を電力会社に売ることもできます。

昼間発電した電気の余剰分を電力会社へ売ることができます

売電(ばいでん)とはその名前の通り電気を売ることを指します。通常家庭で使う電気は各電力会社から購入する形になっていますが、太陽光発電を導入している住宅の場合は、自宅において電気を発電します。昼間の電気使用量が発電量を下回った場合は、その差を電力会社に販売することができます。この仕組みを売電と呼びます

環境負荷が非常に低いクリーンなエネルギーです

クリーンエネルギーとは、電気、熱などに変えても二酸化炭素、窒素酸化物などの有害物質を排出しない(または少ない)エネルギーのことです。一般的には自然エネルギーである太陽光発電システム、太陽熱温水器、水力発電、風力発電、地熱発電などが挙げられます。また化石燃料の中でも、有害物質の発生がすくない天然ガスも、石油と比較してクリーンエネルギーと呼ばれることがあります。クリーンエネルギーという言葉は特定の明確な定義があるわけではありません。最近では、太陽光発電、風力発電のようなクリーンエネルギー、再生可能エネルギーなどの言葉のほうが使われます。

災害による停電時も電気を使用することができます

災害などで停電が発生した場合でも、自立運転機能や蓄電池を用意しておくことで、電力を供給することができます。万一の時には、地域の人々に電気を使える避難場所として提供することができるなど、防災対策としても力を発揮します。